SMILE Japanese

すまいる25号 平成31(2019)1月5日

平成31(2019)年 明けましておめでとうございます!

平成31(2019年)が始まりました。皆様、年末年始をいかがお過ごしでしたか。元日は暖かい穏やかな一日でしたね。新年が元日のように災害や紛争のない穏やかで明るい未来へつながる年となりますよう願うばかりです。さて、「凡事徹底」という言葉があります。平凡な当たり前だと思われることを一つ一つ徹底的に一生懸命に取り組むという意味です。何か特別なことをするのではなく日々の当たり前のことを継続してやることが自分の目標の達成や結果を出すことにつながります。「当たり前のことをする」のは簡単でもそれを徹底的に一生懸命、継続して取り組むことはとても難しいことです。だからこそ、結果を出すことにつながるのですね。一日として同じ時はない今日を大切に、今見えている当たり前の日々の暮らしの中で自分にできることを精一杯取り組むことが大切だと思います。そして、災害や事故等が続く中、「当たり前」の暮らしが続くことが実は「当たり前」ではないこと、「当たり前」であることのありがたさや大切さをいつも心に、自分にできることを一生懸命続けていきたいものです。皆様にとりまして2019年が笑顔あふれる輝く1年になりますよう心から祈念いたします。
本年も補習校教育活動へのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

すまいる24号 平成30(2018)12月15日

2018年はいかがでしたか?よい年をお迎えください!

早いもので今年も残すところあと16日となりました。月並みですが月日の経つのは本当に早いですね。年を重ねるにつれ、そう強く思うようになってきました。さて、皆様にとって今年はどんな年でしたか。お子様の成長やご家族の楽しい出来事、大変なこともあったかもしれません。年末になると日本では毎年恒例の“流行語大賞”が発表されます。その年多くの人々の話題にのぼった言葉を選ぶものです。今年の大賞は、平昌オリンピックでカーリング女子日本代表チームが試合中に交わした言葉「そだねー」でした。また、その年の世相を表す漢字一字を選ぶ「今年の漢字」も12月12日に京都の清水寺で発表されました。このように、この時期になると大きなニュースや出来事、「流行語」、「漢字」などで1年を振り返ることが多いのですが、今年は特別に1年というくくりではなく「平成」という一つの大きな時代を振り返る話題が多くなっています。平成の30年は大きな自然災害、原発事故、進む少子高齢化社会も大きな話題となりました。日本では2019年4月30日に「平成」という一つの時代が終わろうとしています。そして、翌5月1日から新年号へ移行し新しい時代が始まります。ちなみに2019年の干支(えと)は亥年(いのししどし)です。干支は日本だけのものではなく、世界には日本の十二支とは別の動物の十二支を使っている国があるそうです。2019年が紛争や災害のない穏やかで平和な一年となることを願うばかりです。皆様、今年一年間本補習校の教育活動へのご理解とご協力、ご支援誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。 よいお年をお迎えください。

すまいる23号 平成30(2018)12月8日

様々な環境の変化に適応する力を育む!

“異常気象”という言葉を最近よく聞きますね。“異常気象”とは「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」と定義されています。(気象庁) 冷夏や暖冬、猛暑、大型台風・ハリケーンの上陸や洪水の発生など地球規模で各国の異常気象とそれによる甚大な被害が報告されています。
今、日本はまさに“異常気象”の真っ只中。12月なのに各地で25℃以上の夏日を記録しています。この後一週間以内に気温は夏日から真冬へと急降下、積雪なども予想されています。アメリカでも猛暑や寒波、大型ハリケーン、洪水、高温や乾燥による森林火災などが頻発しています。異常気象は地球温暖化や環境問題などと密接な関係があるとされ、私たちの暮らしや健康、環境や産業などに深刻な影響をもたらしています。私たちの暮らしを守り、ひいてはこの地球を守るために私たちにできることを、少しずつでも行動に移さなければと思います。
日々の暮らしの中での大きな寒暖の差は、人々の体にも大きな負担をかけています。自律神経のバランスがくずれることでウィルスに感染しやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるそうです。まず、だるさや目まいなど疲れている時の症状が出ることが多いとのこと。この時期は特に十分な睡眠とバランスのとれた食事で体力の温存を図ることが必要という医師の話を毎日の暮らしに役立てたいと思います。

すまいる22号 平成30(2018)12月1日

早くも師走 一年の締めくくりをしっかりと!

先週は“Thanksgiving Day”休日が続きましたね。家族や親せきが集まり「食」や「健康」に感謝しみんなで食卓を囲む大切な祝日。皆様もいそがしくも楽しい休日を過ごされたのではないでしょうか。
私は、“Thanksgiving Day”のことは知っていましたが、“Black Friday”や“Cyber Monday”のことはこちらのTVニュースで初めて知りました。Black Fridayの映像を観ていると、日本の“初売り”の様子ととてもよく似ています。“初売り”は大晦日から年が明け新年の最初の店の営業日から始まるバーゲンセールのことです。
“初売り”では、通常の値段のものが半額以上安くなることも多く、たくさんの人が押し寄せますが、なんといっても人々のお目当ては“福袋”です。福袋の値段の数倍のものが中に入っているのでみんな初売りの前日から店頭に並び外で夜を明かします。福袋の中に何が入っているかわからないワクワク感と安売りのお得感はまるでその年の運勢を占うかのようです。Black Fridayから始まるクリスマス商戦とともにクリスマスを待ち、初売りで新年を迎え春を待つ・・・ともにそれぞれの国の文化や行事と結びつく大切な習慣となっているようですね。
さて、今日からいよいよ12月です。日本では「師走」(しわす)と言い、師=お坊さんがお経を唱えるために走り回る師走、年が果てるの意味から年果つ→としはつ→しはす→しわす などいろいろな説があるようです。
いずれにせよ、あっという間に年末を迎えそうですね。しっかりと一年の締めくくりができるよう計画を立て落ち着いて過ごしたいものです。寒さも厳しくなります。風邪等にも十分気を付けましょう。

すまいる21号 平成30(2018)11月17日

事務所がフレンズ校内へ移転 心新たに!

ひと雨ごとに確かに冬へと向かっていることを感じる今日この頃、美しかった木々の葉もすっかり落葉してしまいました。さて、フィラデルフィア日本語補習授業校(JLSP)事務所は、11月19日(月)に21年間を過ごした現在の場所から移転いたします。事務所ではJLSPの全てを担う業務を平日3名の職員で行っています。
教育課程の編成、教材の手配、文部科学省や各種団体との連絡調整等業務は多岐に渡ります。パソコン関係や全学年の教材、これまでの関係書類の全てもこの事務所で保管しており、まさにここはJLSPの心臓部です。その大切な大荷物の移転先は、借用校であるフレンズ校の一室です。フレンズ校には多くの教材等は置くことができないため、授業日には事務所から荷物等を運びまた片付けておりましたが、これからは教材等の準備や配布物の印刷、突発的な出来事への対処などがよりスムーズにスピーディにできることが期待できます。
JLSPは今から46年前の1972年に開校いたしました。今のフレンズ校に移転したのは開校から17年後の1989年のことです。フレンズ校は日本の教育者である新渡戸稲造や津田梅子、細菌学者である野口英世ら多くの偉人たちが通っていた場所として知られていますが、日本とのすばらしい交流の歴史をもつフレンズ校を今日までの長い間借用できているのも多くの方々のご尽力とフレンズ校のご厚意のおかげです。
今回の事務所移転を機に、開校からこれまでお世話になった方々の熱い思いに応えるためにも、今一度原点に戻り心新たに教育活動に邁進してまいります。どうぞ新事務所へもお気軽にお立ち寄りください。

すまいる20号 平成30(2018)11月10日

サマータイム終了 時間の大切さを再認識!

11月4日(日)の深夜2時にサマータイムが終了しましたね。時計の針を1時間戻すという経験は私にとって18年前のメキシコでの生活以来、久しぶりの不思議な感覚でした。4日午前2時終了とはわかっておらずちょうどその頃私は日本にいる息子の第一子(私の二人目の孫)誕生を祝って携帯で息子と話をしていました。会話の終わりに「そっちは何時?こっちは……」「時差は~」という話をしてふと近くのデジタル時計を見ると携帯電話と違う時刻表示に「えっ?!?!」。それから家中の時計を見て回りテレビをつけたり番組表と見比べたりして益々頭は大混乱。「いったい今は何時なんだー?!」と頭を抱えベッドに入りました。サマータイム終了に気づいたのは朝になってからでした。1時間の違いはとても大きく、その日は一日が長くゆっくりと過ぎたような気がしました。ちなみに時間に関する言葉に“時は金なり”があります。時はお金と同じように貴重なものだから有意義に過ごしましょうという意味ですね。アメリカ合衆国建国の父であるベンジャミン・フランクリンの言葉だそうです。また、日本には“秋の日は釣瓶(つるべ)落とし”という言葉があります。秋の日没の速さを井戸の中へ落ちる釣瓶(水をくむ桶)の速さに例えた言葉です。  
                            
日の出は遅くそしてあっという間に日が暮れてしまうこの時期、だれにでも平等な“時間”を大切に有意義に過ごしたいものですね。

すまいる19号 平成30(2018)11月3日

健康寿命を延ばすには『読書』が最適!?

すっかり秋も深まり、踏みしめる落ち葉がサクサクッと心地よい音をたてています。先週号のスマイルでもお伝えしましたように、毎週多読賞『横綱』が誕生し、本に親しむ子どもたちが多いことを大変うれしく思っています。
学年が上がるにつれ、毎日の学習や習い事などで本を読む時間がなかなかとれないという現実的な課題もあるようですね。先日NHKのテレビで「AI(人工知能)に聞いてみた」という「健康寿命」がテーマの番組を観ました。「健康寿命」とは何歳まで元気に過ごせるかを示す数値です。AIの解析では「健康寿命を延ばすには運動よりも食事よりも読書が大事」という興味深い結果が出ました。・本を探すことで運動になる・知的な刺激を受ける・過去の思い出などの記憶がよみがえる など、本を読むことは多方面にわたって健康寿命を延ばすために効果的な特徴があることがわかったそうです。
まだ私の子どもが幼い頃、子どもを膝に乗せ絵本の読み聞かせをしていたことを思い出します。子どもは成人を過ぎてもその時の絵本の1ページを覚えていて、ある時ふと思い出して口にしたりします。膝の上の感触や緩やかに過ぎていく家族の時間も体で覚えているようです。何度も繰り返し読んだ絵本と家族で共有した穏やかな時間を子どもが成長した今でも家族みんなで思い出すことができるのは幸せなことだと感じています。
さて……皆さんのご家庭の「我が家のとっておきの絵本といえばこれ!」は何でしょうか。

すまいる18号 平成30(2018)10月27日

バランスの良い食事で、健やかな心と体を!

 スーパーマーケットで肉・魚コーナーの前を通ると、日本ではあまり見られない種類やカットの仕方で並べられているショーケースに惹きつけられます。肉は部位の種類が多く牛肉は赤身肉が多いようです。日本の「和牛」が脂身が網の目のように入った「霜降り肉」の脂のおいしさに人気があるのに対し、赤身の肉はさっぱりとしてほどよい噛みごたえと肉本来のうま味が感じられ、どれだけでも食べられるおいしさです。一方、魚コーナーでも整然と並べられた美しい魚たち……。見慣れない名前に私の電子辞書は大活躍、身振り手振りで魚を買うのも楽しみのひとつです。
 日本では、年を重ねるほど肉よりも魚・野菜中心の食生活を薦められてきましたが、最近は高齢者の栄養不足が指摘され、積極的に肉を食べるよう指導されるほどです。また、魚も栄養価が高くDHA・EPAなどの不飽和脂肪酸は健康増進、健やかな発育、脳の働きの活性化など、どの年代でも心がけて摂取したい成分だそうです。
 魚といえば先日「日本の台所」としてまた観光地としても親しまれた東京の「築地市場」が83年間の歴史に幕を降ろしました。新たに「豊洲市場」へと移転・開場しています。時代とともに日本の食を支えた市場も様変わりし、そして私たちの食生活も変化しています。子育てや仕事などでいそがしい日々ですが、自分の体や食生活に目を向けてみましょう。何事もバランスが大事、「実りの秋」・「食欲の秋」の今こそ、バランスの取れた食習慣や運動などを取り入れた生活習慣を目指したいものですね。

すまいる17号 平成30(2018)10月20日

深まる秋 『ハロウィン』に街が染まります!

日本でもここ数年盛り上がりを見せている10月31日の「Halloween」ハロウィン。ただ、日本ではハロウィンというと仮装・コスプレのパレードといった印象で、本来の意味は薄いようです。調べてみると、ハロウィンはもともと秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す行事。死者の霊が家族のもとを訪ねてくる時に、同時にやってくる精霊や魔女から身を守るために仮面をかぶったり変装したりしたことから、子どもたちが変装してお菓子をねだる現在の形に変化していったそうです。
日本にもお盆の時期に「墓祭り」として地域総出でお盆の準備をしたり、家族で先祖の霊を迎えお墓参りをするという同じような行事がありますね。また、節分の日にヒイラギの葉や鰯を玄関に飾って鬼を追い払ったり、十五夜のお月見で収穫を祝い子どもたちがお菓子をもらって歩く風習とも似ていますね。わたしが以前赴任していたメキシコでも、「死者の日」にはお墓や祭壇に盛大な飾りつけをして家族や友人が死者を迎え、死者とともに明るく楽しく過ごす風習があります。宗教的な意味や歴史的背景はそれぞれの国で違うのでしょうが、ご先祖様を偲び、なつかしく思い出を語り合う、そして収穫を祝い感謝する思いは共通なのだなと感じます。
さて、ハロウィンには我が家の近所の子どもたちもお菓子を求めてやって来るようです。どんな準備をして子どもたちを迎えましょうか。今からとても楽しみです。

すまいる16号 平成30(2018)10月13日

『芸術・文化の秋』主役の子どもたちが輝きます!

自宅の近くの通りを歩くと、木々の緑の中に赤色や黄色に染まった葉も見られるようになり、秋本番を感じる今日この頃です。家々の入り口付近に飾られているハロウィンの大小様々なカボチャや人形たちが秋に彩りを添えてくれているようです。
さて補習校では、これから11月にかけてそれぞれの学部・コースで学習の成果を披露する発表会を行います。
今日は、その日程等をお知らせします。
      学部・コース      日  時         内  容

幼 稚 部      11月17日(土)      「お誕生会・秋の音楽会」
小 学 部      11月10日(土)      「秋の学びの祭典」
中 学 部      10月20日(土)      「秋の文化祭」
高 等 部      11月17日(土)      「ディベート甲子園」
継承日本語コース 11月 3日(土)      「秋の文化まつり」

 

以前は全校での学芸会でしたが、昨年から各学部・コース毎の発表会となりました。それぞれ、日本の文化紹介や文化体験、日頃の学習の成果を発表する内容となっており、現在趣向を凝らした内容で計画・練習しています。発表会は一人一人が表現力を高め、また仲間同士お互いに認め合い高め合う大切な機会です。どの学部・コースもご自由にご覧いただけます。子どもたちの頑張る姿にご期待いただき、応援をよろしくお願いいたします。発表内容の詳細はそれぞれの発表会前にお知らせいたします。各担任からのお便りもお読みください。
皆様のご来校をお待ちしております。