SMILE Japanese

すまいる4号平成30(2018)5月26日

運動会は「春」それとも「秋」の行事?

私の子どもの頃は、運動会と言えば秋が定番。『スポーツの秋』を象徴する代表的な学校行事でした。秋は果物も豊富で、お昼の弁当開きの時は、柿、梨、ぶどう、栗などが食べられるのも楽しみの一つでした。朝の開催を告げる「爆竹」に始まり、最後の「万歳三唱」まで、一日中、わくわく、ドキドキ、の地域を挙げてのお祭りでした。
さて、最近はどうかというと「秋」よりも「春」に開催する学校が増えてきています。理由としては、受験に備え春に移行を決める中学校、高校が増えたことや、秋は残暑が厳しいこと、台風や長雨の心配があることなどです。春に開催する利点としては、特に5月は「五月晴れ」と言われるように晴れの日が多いことや、新学年が始まったばかりの時期に大きな行事を経験することで子どもたちは達成感を味わい、仲間意識が強くなることなどが挙げられます。さて、皆さんは「春開催派」、それとも「秋開催派」、ちなみに私は古い人間なのでどうしても「運動会=秋」のイメージを払拭しきれないでいます。
どちらにしても体を動かすことは楽しいですし、協力して一つのことを成し遂げることはとても有意義なことです。今年の運動会でも子どもたちは輝く姿を、そして、たくさんの「スマイル」を見せてくれることでしょう。

すまいる3号平成30(2018)5月19日

火山の噴火で自然との共存を強く認識!

ハワイのキラウエア火山が大噴火し、その様子が毎日ニュースに取り上げられています。噴火の映像を目にする度に何とも言えない思いが湧き上がってきます。それというのも私が生まれ育ったところも九州の阿蘇山という日本を代表する活火山の麓だからです。これまでも何度も阿蘇山は噴火を繰り返し、その度に、怖い思いもしてきました。しかし、その半面、火山があるが故の恩恵もたくさん受けてきました。それは、心が癒される素晴らしい景観であったり、点在する温泉などです。また、溶岩や土砂で形成された土地は人々に生活の場を提供し、地下水がもたらした土壌は多くの農作物を育んでいます。このように長い歴史の中で、人々は知恵を出しながら火山という大自然と向き合い、共存を続けてきています。火山は時として噴火し、怖い存在となりますが、私達に恵みも多く与えてくれていることをしっかりと認識し、共存していくことが大切であると考えます。

すまいる2号平成30(2018)5月13日

新緑がまぶしい季節、活力をもらいます!

車を走らせていますと、フィラデルフィアの市街には樹木がとても多いことに気付かされます。5月に入り桜の開花が終わってしまったことは何となく寂しいのですが、それに代わり「若葉の緑」が目に飛び込んできて、私達に安らぎと活力をもたらしてくれています。桜の花には誰しもが心踊らされるのですが、それに劣らず周りの木々の新緑もとても魅力的であると感じます。学校も新学期を迎え一ヶ月が過ぎました。子どもたちも新しい環境に徐々に慣れ、学習に集中できるようになってきました。新緑からたくさんの活力をもらい、元気いっぱい過ごしてもらいたいと願います。

すまいる1号平成30(2018)5月5日

タイトルの通りいつも『スマイル』でいたい。

朝、夕の冷え込みは時より厳しく感じますが、確実に暖かくなってきていることを肌で感じる季節となりました。
さて、学校便り「スマイル」の発行につきましては、提供が1ヶ月遅れ、誠に申し訳ございません。これから週1回のペースでフィラデルフィア日本語補習授業校関連の様々な情報を提供できたらと考えますので、ご愛読の程どうぞよろしくお願いいたします。
挨拶が遅れましたが、私は、前河原校長先生の後任として4月7日の入学式の日から本補習授業校に勤務させていただいております工藤英治(くどうえいじ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。自己紹介は下記別欄にまとめましたのでご覧ください。
私が日本国内で小学校の校長をしていた時の学校便りはいつも『元気・笑顔』でしたので、とても親近感をもって『スマイル』作成に臨むことができています。とにかくスマイル(笑顔)はコミュニケーションの基本だと考えます。授業に向かう先生方にもどうぞ笑顔で子どもたちと向き合ってくださいと声掛けをしています。

すまいる37号平成30(2018)3月10日

思いやり、優しさ、親切の心根を育む

思いやり、優しさ、親切の心根の部分は、人間らしい営みの中で、手間暇かけ手塩にかけて育まれるものです。だれも、どこも、そう簡単には教えてくれません。人間の子どもは見事に身近にいる人を手本にして育つと言われています。オオカミに育てられた子どもの話はご存知と思いますが、手本であった親代わりのオオカミの4つの足での移動を、赤ちゃんのはいはいの延長として見事に4つの足で移動しました。同じように、食事も犬食いですし、人間の言葉もありませんが見事な遠吠えをしました。このことは、人間には学習力の大きさや豊かさがあることを物語っているといえます。
もし、子どもたちに思いやり、優しさ、親切さなどの心根が育たなかったら、悲しく不幸なことですが、そのような人に巡り合えない環境のなかで育ったのかも分かりません。子どもにとっては不幸なことですが、子どもたちの身近にいる大人が、人間らしさを失っているのかもしれません。

すまいる36号平成30年(2018)年3月3日

少しずつ少しずつ私になっていく

『ひとはそれぞれ、はじめから「わたし」に生まれるのではなく、少しずつ少しずつ「わたし」になっていくものだろう。あるがままの「わたし」を受け入れ、さらに望ましい「あるがままのわたし」を創っていく。』
人の誕生、それは自分さがしの旅のはじまりです。
人生には楽しいこともあれば苦しくつらいこともあります。のっぴきならない試練にぶつかることもあるでしょう。そんなとき、友だちや先生、兄弟姉妹、家族の助けをかりながら、一つひとつ乗り越えて新しい「わたし」をつくっていくのでしょう。ときには挫折することもあるでしょう。それも現在進行形の「あるがままのわたし」として受け入れましょう。「わたし」を素直に認めると安心して生きられるような気がします。

すまいる35号平成30(2018)年2月24日

無駄ではなかった2カ月…

平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で、羽生結弦選手が66年ぶりの2連覇を達成しました。
ショートプログラム冒頭の4回転を決めるまでは、期待よりも心配・不安の方が大きく、固唾をのんで演技を見つめていました。しかし、4回転を決めた瞬間、心配・不安は一気に吹っ飛び、金メダルの期待へと変わりました。確か11月のはじめの大会で右足首と膝を痛めたとの報道を聞き、ケガの場所が場所だけに、スケートファンだけでなく日本国民は、参加も危ぶまれるのではと大いに心配しました。
彼自身は私たち以上に失意の底にあったと想像できますが、オリンピックの場で復活の素晴らしい演技を見せてくれました。インタビューには「(連覇は)自分がいろんなものを犠牲にして頑張ってきたご褒美だと思ってるので、自分の人生のうちで誇れる結果を取れたので、誇りに思って、メダルの味をかみしめたいなと思ってます。」とありました。連覇には、筆舌に表しがたい戦いがあったことと思います。
誰かも言っています、「決して努力は裏切らないと…」

すまいる34号平成30(2018)年2月17日

初心にかえって 毎日の生活を大切に!

みなさんのそれぞれの1年が始まり、あっという間に1月が過ぎ2月も半ばを過ぎようとしています。
みなさんのそれぞれの学年もいよいよ大詰め。
あと20日ほどで幼稚部年長組、小学部6年生、中学部3年生、高等部3年生のみなさんは卒業、他の学年は学年の修了の時期を迎えます。特に、卒業を迎える人にとっては、人生の大きな区切りとも考えられます。
それぞれが、進学・進級するために、もう一度、新学期を迎えたころの初心を思い出し、日常の生活や毎時間の授業を大切にしてほしいと思います。