学校の目的、運営・教育方針

1.学校設立の趣旨 (学校設立の趣意書より)

フィラデルフィア日本語補習授業校は、日本人及びあらゆる国籍の子弟のために父母もしくは保護者の総意により設立され、運営される学校である。
当校は、幼稚部・小学部・中学部・高等部・継承日本語コースより構成される。
全体を通じて日本の学校文化を体験するとともに各部には次のような目的を設ける。

・幼稚部=日本語で授業を行い、集団での円滑な生活ができるようにするとともに、ひらがなやカタカナの読み書きができるようにする。

・小・中学部=日本の文部科学省準拠の教科書を使用し、日本語による授業を行い、日本帰国後、学齢相当の授業に円滑に適応できるだけの学力を育てる。

・高等部=国語や社会、数学の授業を日本語で行い、日本語を通して物事を考え表現できる力を養うとともに、国際人を育成する。

・継承日本語コース=日本語の習得に力を注ぎ、日本及び日本語を理解できる国際人を育成する。
言語、文化を通して日本・アメリカ両国の友好と理解を推進する。

2.教育目標

『心豊かで、すぐれた創造力と知性をそなえ、健康で自ら学ぶ意欲と実践力をもち、たくましく生きる子どもを育てる。』


3.指導の重点

基礎的基本的な学力を身につけ、目的をもって自らの力で追求し、解決していく子どもを育てる。

基本的な生活習慣の育成に努め、互いに認め支え合う集団づくりを通して、友情と信頼に満ちた子どもを育てる。

健康で明るく、何事にも最後までやりとげる子どもを育てる。

4. 学校経営の基本方針

子ども中心の学校

・子どもの心を大切にする学校

・学校に通うのが楽しくてたまらないような学校

子どもの側に立つ教育を志向し、子どもに学び、子どもと共に歩む教師

 ・周到な計画と準備による充実した教育活動の展開

保護者から信頼される学校

・児童生徒、保護者、教師相互の信頼と協力による、明るく楽しい学校